12:IBS【過敏性腸症候群】と腸内環境

腸内環境が整うことによって、下痢の頻度が減ったり、ガスの臭いが軽減されたりという効果もありますが、それだけに留まらず、美容効果、免疫力がつく、アレルギー症状が軽減されるなどの効果や糖尿病、大腸がん、肥満などとの関連性もありますので、良好な腸内環境を維持することは大事です。

ヨーグルトや乳酸菌サプリなど、二週間~1ヶ月位試しながら自分に合うものを探すといいでしょう。ヨーグルトだけでは効果がないけど、ヨーグルト+オリゴ糖で調子が良くなるという人もいます。冷たいものはIBSの人にはリスキーですのでホットヨーグルトもお勧めです。レンジで人肌程度にヨーグルトを温めます。(あまり高温にすると乳酸菌が死んでしまいます)

乳製品自体がNGの人もいますが、ヨーグルトを食べなくても腸内環境を整えることはできます。
乳酸菌というととにかくヨーグルトと思いがちですが、日本人が乳製品を食べ始めたのは明治以降のこと。それ以前より食べている乳酸菌を含む伝統的な食材のほうが日本人の体に馴染むかも知れません。それが、味噌、醤油、漬物、納豆、お酢などの発酵食品です。ヨーグルトに含まれる動物性乳酸菌とくらべ、味噌、醤油、漬物、納豆などに含まれる植物性乳酸菌は胃で死ににくいという特徴を持っています。
漬物は乳酸菌が豊富ですが、発酵の手間を省いた市販の沢庵の一部や、浅漬など漬けてすぐに食べるタイプには乳酸菌はふくまれていません。

そのほかには、動物性食品(肉、乳製品)を減らし、野菜、豆、芋、果物、海藻などを意識してとるようにしましょう。(下痢型の人は食物繊維をとり過ぎないよう注意。)

野菜、果物、食物繊維、ヨーグルト、乳酸菌、オリゴ糖などよかれと思って食べ始めたら、前よりIBSの症状が酷くなったということがあります。
善玉菌の活動が活発になってくるとガスが発生するため、便の調子が悪くなったり、ガスが増えたりすることがあるためです。
一時的なものですから、ここですぐに諦めるより、量を減らすなどしてもう少し続けられそうなら一週間~二週間様子をみると良いでしょう。
あなたのIBSを劇的に改善する食材に出会うチャンスかもしれないのに、早とちりや、食べすぎで、自分に合わないと決め付けてしまうのはもったいないですから、せっかちに決め付けず、慎重に調査してくださいね。

腸内環境が整い安定するには半年ほどかかりますが、この間風邪を引いて抗生物質を飲めば、これまで育てたお腹の乳酸菌も死んでしまいますから、薬を頼らなくても済むよう健康管理も必要です。

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